中華圏で人気!日本でも大ブレイク中の「ディーン・フジオカ」とは

ディーン・フジオカさんのinstagramより

『あさが来た』で大ブレイクしたディーン・フジオカ

NHK連続テレビ小説『あさが来た』が、4月2日に終了しました。

魅力的なキャラクターとストーリーで多くの人を虜にし、平均視聴率はなんと23.5%。しかも、今世紀最高の視聴率を記録しました。

この人気をけん引したキャラクターのひとりが、ディーン・フジオカが演じた五代友厚であることは、誰も否定しないでしょう。

今回はこのディーン・フジオカにスポットを当ててみます。

彼の活躍ぶりに注目することで、中華圏や世界で活躍する新しい日本人俳優像が見えてくるからです。

「五代様」と呼ばれるほど、『あさが来た』で大ブレイクしたディーン・フジオカ、俳優としてのキャリアは、2005年に始まります。

つまり、ブレイクまでに10年かかっており、それまで日本での知名度は皆無に等しい存在でした。

しかし、彼が異色なのは、キャリア形成のほとんどが中華圏であったことです。

生い立ち

ディーン・フジオカは福島県出身、千葉県育ち。ネット上には中国人と日本人のハーフという情報もありますが、祖父母・両親ともに日本人です。

日本の高校を卒業後、ITを学ぶために渡米。

シアトルの大学を卒業後に就職活動をするも、9.11のテロ事件が発生したため断念することに。

その後は香港に行き、たまたまクラブでラップを披露していたところ、ファッション雑誌にスカウトされます。

それを機に、香港で芸能活動を開始。2005年に香港映画の主役に抜擢され、俳優としてのキャリアがスタート。

そして、この頃から「ディーン」というイングリッシュ・ネームを使用するようになります。

「ジャッキー・チェン」などもそうですが、香港人はイングリッシュ・ネームを持つことが当たり前だからです。

漢字名では「藤岡靛」(タンガン・ディエン)と表記します。

ディーンの主演映画は台湾芸能界でも注目され、台湾デビューも実現

ドラマ『ホントの恋の見つけかた』(2007年)では、中華圏のスターである徐熙媛(バービー・スー)や羅志祥(ショウ・ルオ)と共演し、高視聴率をマークしました。

また、ドラマ『笑うハナに恋きたる』(2008年)では、これまたスターの楊丞琳(レイニー・ヤン)、潘瑋柏(ウィルバー・パン)と共演。

同作は台湾だけではなく中華圏全土、東南アジア、日本などでも放送されました。

この他にも呉建豪(ヴァネス・ウー)、洪天祥(ジミー・ハン)、涂百鋒(エリック・チュウ)、隆宸翰(クリス・ルン)といったスターたちとは私生活でも親しくしています。

ちなみに、ジミー・ハンは、あのサモ・ハン・キンポーの息子です。ディーンの人脈が、いかに凄いものかがわかるでしょう。

2014年には、アメリカのドラマ『荒野のピンカートン探偵社』に出演。

そして、その活躍ぶりから、逆輸入の形で日本での出演も増えていったのです。

これまで日本人俳優は、言語の壁から海外に活動を広げることはほとんどできませんでした。

しかし、ディーン・フジオカの活躍によって、国際的俳優が育つ可能性が出てきています。

ますます目が離せない存在です。

ディーン・フジオカさんのinstagramより

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