中国で銀行口座を作るなら!オススメの銀行と口座の作り方

中国で銀行口座を作るときは、日本同様、現住所を記載する必要がある

留学生であれば学内の寮が中国における現住所になり、学生証が証明になります。よって、留学生でも簡単に口座が作れるわけです。このときに必ずパスポートも必要になるので、手続きのときに持っていきましょう。あと、口座開設のためには最低額100元が必要です。

かつてなら、厳密に現住所を調べるようなことはしなかったため、パスポートを見せて滞在ホテルの住所を書いておけば、観光客でも口座を開設できました。しかし、近年は金融不正の取締りが厳しくなっているので、正規の手続きで口座を開設するのがベストです。

手続き自体は簡単で、ATMのカードも希望すればその場で発行してくれます。最大の難点は、人口が多い国だけあって銀行はいつもごった返していることです。会社の休み時間(12時~15時)に銀行へ行くと、窓口に到達するまでに何時間もかかってしまいます。銀行口座を開設するときは、時間に余裕があるときがいいでしょう。

口座を開設しやすい銀行

さて、中国にはたくさんの銀行がありますが、口座を開設しやすい銀行について述べます。滞在先が大都市で英語を話すことができる人、中国以外の海外出張が多い人は、イギリス系の「HSBC(香港上海銀行)」がいいでしょう。世界中に支店があって便利です。

中国系の銀行であれば「中国工商銀行」「中国銀行」などの大手がオススメです。外国人への対応にも慣れており、職員の対応がはやく口座を開設しやすいです。地方銀行など、外国人慣れしていないところは、露骨にイヤな顔をするので、はじめから大手銀行で口座を作りましょう。

人民元は値上がりしていく可能性が高いため、中国の銀行口座を作っておくことはビジネス上でも重要です。その一方で、バブル崩壊が懸念されたり、ATMから平気でニセ札が出てきたりと、信じがたい出来事も多々発生するので、情報収集は欠かせません。

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