中国人は男性、女性問わず、ほとんどすべての人が自己主張が強いといえます
それは当サイトで度々述べてきたように、人口が多すぎるため主張しないと埋没してしまうという社会的背景もありあります。
自己主張を抑えて生きている日本人から見たら、かなりパワフルに見えるのは当然!
ただ、間違えてはいけないのは、「自己主張が強い=わがまま」ということではないのです。
主張がハッキリしていながらちゃんと周囲のことを考えられる中国人も、当然います。
それぞれの悪い点、良い点を考慮し、受け入れていくことが異文化交流の大切なことだと思います。
では、中国の女性は自己主張が強いのでしょうか
日本人の感覚で見たら、かなり強く見えるかもしれません。
ただ、当の彼女たちからしたら「何言ってんの、普通よ!」という感じでしょう。
中国5000年の歴史をひもとけば、男尊女卑が徹底していました。
その影響を受けたせいか、日本を含めたアジア諸国でも、女性の地位は総じて低かったと言えます。
そんな中国でしたが、1949年に中華人民共和国が建国され、社会主義の理念として「男女平等」を掲げたため、今度は一転して女性の地位が急上昇しました。
夫婦間において、男性も家事をするのは当たり前になり、現在においてもそうです。
また、あらゆる領域で女性が仕事をするようになりました。
閣僚に女性がいるのは普通ですし、大企業でも女性の経営者がいます。
バスや鉄道の車掌、軍人などどこでも女性が活躍しています。
一方、日本では未だに家事をする男性が少なく、女性幹部や閣僚が少ないわけですから、「男女平等」においては中国よりも遅れていると言えます。
働いているため経済的に自立している人が多く、やはり中国人女性にはパワフルな印象を受ける
ですから、そうした女性についていけない男性も出てきます。
男性に尽くすイメージのある日本人女性が世界では人気がありますが、これは中国でも同様です。
中国人女性は性格もきついイメージがあるかもしれません。
ただ、見方を変えると「男性の能力を重視してくれる」ところがあります。
これはとても重要なことなので説明します。
中国の街を歩くカップルたちの中には、ときおりハンサムじゃない男性と驚くような美人というカップルを見ることがあります。
日本ではあまり見かけない組み合わせですが、中国人女性の場合、自分を高めている男性をパートナーに選ぶ傾向が高いようです。
顔の良さよりも、勉強ができたり、夢に向かって邁進している男性はモテると言えます。
日本では起業家よりも大企業に勤めている男性がモテるかもしれませんが、中国では外国語に堪能だったり、起業して人生を切り開く男性は間違いなくモテます。
このことは、容姿に自信がない男性を勇気づけることだと思います。