上海の今…先進都市である一方で、伝統的な文化も残っている魅力。いつもと違う角度から上海を眺めてみよう

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言うまでもなく、上海は中国で最も発展している都市です!

いやむしろ、世界の中でも発展スピードが凄まじく速い都市です!

突出して発展しているため、「上海の常識=中国の常識」まであるかも。

上海で流行したものが、中国各地に広がっていくことも多いため、その動向には注目しておいて損はないでしょう。

今回は、ちょっと異なる角度から上海を眺めてみたいと思います。

上海のシンボルになっている3本の巨大建造物

上海観光といえばほぼ確実に行くところが、「上海タワー」(東方明珠電視塔)

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高さ467.9m。長らく上海のシンボルとして定着してきました。

そして、今ではそれに2本が加わり、3本の巨大建造物がシンボルになっています。

2本目、2008年に完成した高さ492mの「上海ヒルズ」(上海環球金融中心)

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台形の栓抜き状の穴が特徴的で、「栓抜きビル」とも呼ばれています。

森ビルが建設したため、日本では上海ヒルズという通称が一般的!

展望台は地上474mにあり、これは世界一高いところにある展望台になります。

通常の超高層ビルでさえ、眼下に見下ろすという壮大な眺めが楽しめます。

3本目、2016年3月に完成した「上海タワー」(上海中心)

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螺旋状にねじれながら高くなっていくデザインが特徴的です。

高さは632mで中国で最も高く、世界でもドバイにあるブルジュ・ハリファ(828m)に次ぐ高さの超高層建築物になっています。

日本企業が作った上海ヒルズを抜かすことができたので、中国としては安心したと思われます。

効率よく観光するには周遊バスがオススメ

その他、上海の観光地と言うと、租界時代の洋館が立ち並ぶ「外灘」(ワイタン、バンド)や、伝統的な庭園「豫園」が有名です。

もちろん、これ以外にも見るべきスポットがありますが、効率よく観光するには周遊バスがオススメ。

春秋航空の関連会社などが市内を運行させており、乗り降り自由の周遊券を販売しているのです。

一般的なのは赤い2階建てバスで、高いところから上海の街並みを眺めるのはとても快適。

新天地→豫園→外灘→南京東路→人民広場→南京西路→淮海中路→徐家匯→衡山路など、上海の見どころを効率よく回れます。

南京路は上海一の大繁華街で、人民広場がある南京東路から静安寺がある南京西路まで全長約5.2km。

その両脇には膨大な数の店が軒を連ねており、平日でも人でごった返しています。

南京東路にある人民広場は、100年に及ぶ歴史を持つ大繁華街で、大きな書店街やショッピングモールが集中しています。

租界時代は競馬場でしたが、中華人民共和国が建国されてからは競馬が禁止され、パレードで使う広い道路と観覧席が設けられました。

商業施設の他、上海市人民政府、上海博物館、上海大劇院、上海城市規画展示館、上海美術館など政治施設、文化施設も多数あります。

南京西路にある静安寺は、悠久の歴史を持つ仏教寺院。

三国時代、呉の孫権によって建立され、唐代に「永泰禅寺」と改称され、北宋時代に「静安寺」と名付けられました。

境内には明代の洪武大鐘、南北朝時期の石彫刻仏像、雲漢昭回の石碑など文化財が多数あります。

また精進料理の茄子汁で味付けされた車海老、青梅油揚げなども有名です。

上海観光にとっても便利なサイト…超頑張ってる

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それが「上海館」→http://www.shanghaikanko.com/

上海市人民政府の外郭団体である上海市観光局が、日本語で運営しています。

かなり見やすく、わかりやすい!

主要スポットはすべて網羅していますし、地元ならではの情報も満載です。

もうひとつ日本語ページだけ面白い趣向があります。

このサイトは他にも中国語・英語・韓国語ページがあり、それらは同様のデザインで構成されていますが、日本語ページにだけゆるキャラが登場するのです。

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彼の名前は「包包(パオパオ)くん」。

上海名物の小籠包(しょうろんぽう)をイメージしたキャラクターで、頭が小籠包になっています。

非常にシンプルなデザインながら、真ん丸の目と笑顔がとても可愛らしいです。

パオパオくんは、日中国交正常化40周年に当たる2012年に上海市観光局が打ち出しました。

ちなみに彼女もおり、名前はホチャちゃん。「ホチャ」とは、美味しいを意味する「好吃」の上海語です。

それにしてもここまでやるとは、上海市観光局は気合が入っています。やはり上海市にとって、日本人観光客は無視できない存在なのでしょう。

ピーク時は120万人を超える日本人観光客が上海を訪れていました。政治問題や公害問題で離れつつある日本人観光客をゆるキャラで誘致する作戦、きっと効果があると思います。

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