中国を代表する3大航空会社
国土が広いため、中国の航空会社は日本よりも数が多いです。
ただ、重要な航空会社3つを押さえておけば、とりあえずOK!
中国国際航空(Air China、CA)
日本の日本航空に当たる中国のナショナル・フラッグ・キャリアは、中国国際航空(Air China、CA)です。
ハブ空港(拠点空港)は北京首都国際空港と成都双流国際空港。
中国ではこの航空会社が最重要で、各国の主要都市に就航しています。
日本でも成田、羽田、大阪、名古屋、福岡、札幌、函館、仙台、茨城、広島、那覇と中国各都市を結んでいます。
もともとは中国民航という政府部門でしたが、分離・再編され中国国際航空となりました。
そして、その再編の中でできた別の航空会社が中国東方航空と中国南方航空です。
中国東方航空(China Eastern Airlines、MU)
中国東方航空(China Eastern Airlines、MU)は、上海浦東国際空港と上海虹橋国際空港をハブ空港にしています。
これでもわかる通り、中国東方航空といえば上海というイメージです。
日本には成田、羽田、大阪、名古屋、福岡、札幌、旭川、新潟、富山、金沢、静岡、岡山、広島、松山、長崎、鹿児島、沖縄に就航しています。
中国南方航空(China Southern Airlines、CZ)
中国南方航空(China Southern Airlines、CZ)は、北京首都国際空港、広州白雲国際空港、ウルムチ地窩堡国際空港、重慶江北国際空港をハブ空港にしており、中国南部、西部をカバーしている航空会社です。
日本には成田、羽田、大阪、名古屋、福岡、茨城、新潟、富山、静岡に就航しています。
ほかにも重要な航空会社
キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific、CX)
香港のフラッグ・キャリア。
日本には成田、羽田、大阪、名古屋、福岡、札幌、広島、沖縄に就航しています。
香港・マカオのように狭い地域でさえ、この他にも複数の航空会社がありますが、まずはキャセイパシフィック航空を押さえておけばOKです。
LCC(格安航空会社)の春秋航空(SPRING AIRLINES、9C)
民間資本系の航空会社としては中国初です。
拠点空港は上海虹橋国際空港。
片道5000円など、驚異的なプランを発表して注目を浴び、現在急成長しています。
徹底的なコスト削減策を採っており、本社屋や経営陣のライフスタイルが非常に質素なところも人気です。
日本には羽田、大阪、名古屋、札幌、茨城、高松、佐賀に就航しています。
最後に
中国人観光客の爆買い効果もあり、日本と中国を結ぶ路線は激増しています。
この情報もすぐに古いものになるかもしれませんので、個人で絶えずチェックしてみてください。