【2013年版】よくわかる中国金融業界の状況

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日本銀行に当たる中国の中央銀行は、中国人民銀行になります。中国銀行ではないので注意。中国人民銀行は、日銀同様に貨幣の発行、コントロールを行っており、一般国民は直接関係がありません。

一方、中国銀行は一般国民が利用する商業銀行です。国内支店数は13,000に上り、25ヶ国に550の事務所を展開しています。日本にも東京・横浜・大阪・名古屋・神戸に支店があります。かつては国有銀行でしたが今は株式会社に移行しており、2006年に香港証券取引所に上場しました。これだけの巨大規模を誇る中国銀行ですが、中国では第2位です。

第1位は中国工商銀行です。中国全土および国外に18,764の支店網を築いています。ほとんど知られていませんが、1997年から東京にも進出しています。ここも国有銀行から民営化し、2006年に上海と香港に上場しました。

その後は、破竹の快進撃を続け、2007年にはシティグループを超え、世界第1位の銀行に躍り出ています。中国経済の急成長を物語る出来事になっています。

中国8大銀行

中国工商銀行中国銀行に加え、中国建設銀行、中国農業銀行を合わせて「中国四大商業銀行」と呼びます。さらに交通銀行、招商銀行、中信銀行、民生銀行を合わせて「八行」と呼ぶので、覚えておくといいでしょう。

これらの大手銀行のほとんどは、北京金融街に集中しています。北京市西城区にあるビジネスセンターで、金融機関だけでなく中国政府の監督省庁も本拠を置いています。また、UBS、カナダ・ロイヤル銀行、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカなど世界の金融大手も進出しています。この北京金融街は、中国全体の金融資産の60%を取り扱うほど巨大なものになっています。

中国経済関連のニュースが報道されるとき、たいていの特派員は北京金融街からレポートしています。

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