個人主義が強くて、面子を重視する中国の習慣

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個人の利益を優先するため、より良い給料を求めて転職するのが普通。

平均就業期間は3~5年と言われており、進出した日本企業の経営者は人材の流動にいつも頭を悩ませています。ちなみに中国の職場では、情報漏えいを防ぐためにデスクの引出しにもカギをかけることが普通です。

あまり他人と協調してやっていく習慣がないため、家族や親戚によるつながりが強固です。近年、大都市などでは核家族化が進んでいますが、それでも家族が一丸となって、ビジネスをする姿勢は日本人の想像以上です。そのため、家族経営による飲食店や会社がほとんどです。中国では国営企業でもない限り、家族・親戚を背景にしないで成長するのは難しいといえます。

加えて、中国人は「面子」を重視します。その重視の仕方は、日本人から見たら“常軌を逸している”レベルといえます。例えば、有力者が客や部下などに食事を振る舞うことがありますが、これによってその人の面子が保たれているのです。

遠慮をするのは逆に失礼に当たる場合も。

だから、「いいえ、申し訳ないので遠慮しておきます」と言うのは、逆にタブー。

むしろ面子を潰していることになります。面子を巡るエピソードは、中国にいれば見ない日はなく、あまりに芝居がかっている場面もあり、笑ってしまいそうになることもあります。

ただ、これは前述のように「個人主義」が強すぎる社会ゆえだと思います。そうでもして印象付けなければ、部下はボスの恩を感じない、客はお世話になったという感情が芽生えないのかもしれません。日本人の「暗黙の了解」は、日本社会だからこそ実現できているといえます。

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