日本人には読みにくい!?中国人が見るサイトの構造

国が違えば文化も違いますが、ウェブサイトの作りも日本と中国ではかなり違います。

日本人がよく使うヤフーの構造を見ると、トップにニュースの見出しがあり、サイドに関連サービスがあり、基本はそれで終わりです。

ところが、中国の検索サイトを見ると驚きます!ニュースの見出しがズラ~っと遥か下まで続いているからです。私たちからすると、かなり読みにくいですが、中国ではこのスタイルがスタンダードです。

ニュースを読むときはポータルサイトがよく活用されます。ポータルサイトで有名なのは、「捜狐」(ソーフー、SOHU)、「新浪網」(シンランワン、SINA)、「網易」(ワンイー、NETEASE)の3つ。
ジャンルは国内・国際・スポーツ・芸能・学術・IT・ショッピング・観光・ファッション・グルメなどが一般的です。1つのジャンルに5~10の見出しが表示され、それがズラ~っと下まで続いています。

ニュースだけを扱っている専門サイトもあります。代表的なのは、政府系通信社の新華社が運営している「新華網」(シンファワン)、中国共産党機関紙の人民日報が運営している「人民網」(レンミンワン)、政府系メディアの中国国際放送局(北京放送)が運営している「国際在線」(グオジーザイシエン)など。どれも凄まじい情報量を掲載しています。
中国語がわかればニュースタイトルを読むだけでも、中国政府が何を発表しようとしているかが、なんとなくわかります。

なお、これらは「新華網日本語版」、「人民網日本語版」、「北京放送日本語版」などもあります。日本語で書かれてはいるものの、中国政府の立場で発信しているため、尖閣問題や靖国問題といった日中双方で主張が真逆のときは、中国側の言い分や考え方を知ることができる情報源になります。

・「新華網」

・「新華網日本語版」

・「人民網」

・「人民網日本語版」

・「国際在線」

・「北京放送日本語版」

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