中国に住む場合に必要なビザ

中国では、入国から出国まで合わせて15日以内の観光や商用であればビザが不要

しかし、それ以上の滞在となるとビザが必要になります。中国に長期的に住むためには、留学か就職かという選択肢になりますが、手っ取り早く住みたい場合は留学をオススメします。なぜなら中国で就職する場合は、中国語に不自由しないレベルが必要です。そこまでに到達するためには時間がかかってしまいます。また、欧米のようなワーキングホリデーは認められていません。そのため、留学が一番いいということになります。

安全面からも留学はオススメです。中国は社会主義国家という体制上、海外留学生の管理(監視)を強くしています。そのために、留学生は学内の寮で生活することが義務付けられています。近年、都市部の大学では学外のアパートなどで住む例がありますが、学内には雑貨屋、美容室、レストラン、カフェなどが完備されており、とても便利です。80年代以前のように監視が厳しいということもありません。

留学期間によってビザの種類は異なります。30日以内は旅行ビザ(Lビザ)、180日以内は訪問ビザ(180日Fビザ)、181日以上は留学ビザ(Xビザ)となっています。留学手続きの中で必ず出てくることなので、エージェントなどに問い合わせると確実です。

中国の就業ビザ(Zビザ)

現地法人に採用される場合も、日本企業から出張する場合にも就業ビザは必要です。就労地を管轄する地方政府によって提出書類に違いはありますが、一般的な申請書類は以下の通り。旅券、証明写真一枚(3×4cm)、被授権単位査証通知表オリジナル、外国人体格検査記録の表紙のコピー、外国人就業許可書、査証申請表などです。

手続きについては、就業先の企業、JETROなどに問い合わせするといいでしょう。

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