【広東】広州・深圳(セン)市~独自性あふれる商都~

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広東省は、香港に隣接し同じ広東語を話すため、独自性あふれる文化圏を形成してきました。

国を出て一旗揚げようという独立心が強い人が多く、華僑・華人の多くは広東省出身者です。広東省出身者の中から孫文のようなリーダーが登場したのも、こうした地域性が大きいかもしれません。

広東省の代表的な都市は、省都・広州と経済特区・深センです。広州市の中国都市別GDPは1兆2303億元(約20兆円)で、上海市、北京市に次いで第三位です。毎年春と秋に開催される広州交易会は、中国を代表する商談会として長年続いています。

観光地としては、孫文ゆかりの「広州中山紀念堂」がオススメです。孫文の業績を記念して、1931年に広州市民と華人・華僑の献金によって建てられたものです。表には高さ5mの孫文の銅像が立ち、建物の中には大ホールや孫文の資料を集めた展示スペースがあります。広州には、東京(成田)・名古屋・大阪から直行便が出ています。

深センの中国都市別GDPは1兆1502億元(約13兆円)で、第四位です。もともとは何もない漁村でしたが、改革開放の際に香港と隣接する地理的重要性から経済特区に指定され、急速に発展しました。

現在は高層ビルが立ち並ぶビジネス街ですが「中国民俗文化村」という人気の観光地もあります。ここは中国の少数民族の生活や芸術を紹介するテーマパークで、それぞれの民族衣装を着た人たちが、民謡や踊りを披露してくれます。ナイトショーも見応えがあります。

深センには東京(成田)・名古屋・大阪から直行便が出ています。

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広東省の「広東料理」は、四大中華料理のひとつに数えられるほど重要なものです。

なかでも広州は食の中心地で、伝統的に「食在広州」(食は広州にあり)といわれてきました。フカヒレや燕の巣を始め、貝柱、カキ、ヒラメの干物などからうま味を引き出した薄味の料理が多いです。

飲茶(ヤムチャ)やワンタンなど、日本でもお馴染みの中華料理が多いのは、各地に移住した華僑・華人の多くが広東省出身者だったからです。

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