ホテルの質が良いのか、悪いのかは、自分が赴く中国の地方によって違ってきます
そして、看板に「酒店」という字が書かれていれば、それが「ホテル」の意味になります。
値段が高いホテルは高級感があり、安心して宿泊することができます。
ホテルの作りもしっかりとしていますし、豪華なホテルになると、地下や外にプールを完備しているところもあるほどです。日本のホテルと全く変わりがありません。
五つ星ホテルや四つ星ホテルなどにあたります。
しかし、値段の安いホテルになると「酒店」というよりは「宿舎」という名前になったりして、幾人かで同じ部屋をシェアするタイプのものや、個室であったとしても、少し古めかしいホテルになってしまいます。
初めて中国に赴き、初めてホテルに滞在する際には、日本からホテルの予約を入れておくほうがよいでしょう。
予約をする際は、インターネットやガイドブックの評価を見て、自分の予算と計画にあったホテルを選ぶことができます。
そして、だんだん中国に慣れてきたら、ホテルの質を落として、中国らしい生活を体験してみることもできます。
ホテルに着いたら、外国人はすべて「登記」する必要があります。
この「登記」とは、警察や国が外国人を把握するために使うもので、ホテルのフロントで必ず身分証明証としてパスポートの提示が求められます。
ホテルを去る際に料金の請求となりますが、日本と中国の違う点として、宿泊する前に、一定料金の前金を入れておく必要があることです。
後ほど自分たちの宿泊料金から計算されて戻ってくるお金なので、決して損をすることはありません。
高級なホテルの中にはたくさんのアメニティーグッズがあります。
もちろん、ミネラルウォーターのサービスやモーニングコールや各種サービスも用意しているホテルが多いです。
そして、外国人慣れをしているので、何か問題があればすぐに係の方が駆けつけてくれます。
しかし、格安のホテルになるとアメニティーグッズなどは一切なく、お水のサービスすらありません。
格安ホテルで宿泊する際には、すべてが有料と考えるほうが賢明です。
後々になって、ホテルの物を使って、高額な料金を請求されることになりかねないからです。
格安ホテルに泊まることは決まっているならば、いくらか注意点があります。
まず、部屋のカギがキチンと締まるのか、そして、クーラーや暖房器具がキチンと動くのか、最後に、シャワーのお湯は出るのかといった確認をしてから、その部屋を決めることができます。