この記事は、仕事で出張・赴任がある方や、半月~1ヵ月以上中国に滞在する方向けです!
簡単に中国の生活と日本の生活はどのように違うのか書いていきます!
でもその前に、意識を変えることが大事です。油断禁物、警戒心を強めに持つことが大事ということ。
初めて行く方は色々不安があると思いますが、毅然とした態度を忘れないことです。
日本にいるときと同じ感覚で中国に行くのは危ない!
まあ、日本は特別平和な国ということです。
中国が治安が極悪とかそういうことではなく犯罪の被害者にならないように、また不愉快な思いをしないためにも気を引き締めて生活する事が大事なのです。
無理して気張らなくても、いつもより少しだけ色んなことを意識するだけで全然違います、詳しくは別ページに書いておいたのでそちらを参考にしてください→「中国を安全に旅行するために気をつけておきたいこと」
【1】住む場所の確保…部屋の借り方、家の探し方
会社が用意していない場合は、自分でどこかの物件を押さえておく必要があります。
日本と特に変わりはありませんが、中国人の知り合いに立ち会ってもらうことができれば安心して借りることができると思います。
2~3週間ほどの滞在でしたら、ホテルでも良いと思います!
特別家探しのコツなどはないので、日本と同じだと思ってください。
家を借りる場合の方法
やはり人口が多い分「変な人(大家、不動産)」は必ずいます。
変な言いがかりをつけてくる人もいないとは言い切れないので良く見極めることが大事です。
詳しくは下記の記事をチェックしてください。
【2】交通機関…乗り物の種類と各利用方法
「電車」(地下鉄)…乗り換えには注意を
とにかく、人口の多さに対して駅の大きさがかなり小さいので人で溢れかえります。
大都市の朝の通勤ラッシュは新宿の比ではありません。
乗り方は日本と同じですが切符ではなく、ICカードの様なものを券売機で買います。
日本と違いタッチ式ではなく、改札に吸い込まれてから出てくる(?)方式です。
1枚1枚絵柄が違いますが、行き先に関係なくランダムのようです。(笑)
乗車賃はかなり安く、10駅ほど乗っても5~6元(100円くらい)で済みます。
ちなみに上海でしたら、通勤で乗る方は定期券ではないですが「交通カード」というデポジット式のカードがあり通常乗車賃より安く乗れるのでこちらがオススメです!
※乗り換えに関して
初めて中国に行く方が困るのが乗り換えです。
乗り換えるときに乗り換え専用の通路を通らず日本と同じ感覚で一度改札を出てしまうとカードは回収されてもう一度料金を払うハメになります。
駅員さんに言ってもお金は返してくれないので、必ず案内板を見て乗り換え専用の通路を通る事です。
関連記事:どこへ行っても人と車の洪水がある中国では、地下鉄利用がオススメ。
「タクシー」…安いので足として使いやすいけど、混んでる
電車移動に不安がある方は、迷わずタクシーに乗ることをオススメします。
初乗りが3kmで13元くらいなので安いです。ただし、超混んでいます。
高速道路を使って街の中心に行こうものなら渋滞は当たり前。
時間に余裕を持って行動すれば大丈夫です。
しかしながら残念なことにタクシーにも色々問題はあります。
悪いタクシーの運転手に捕まると遠回りして法外な値段を請求されるといったトラブルは未だに後を絶たないです。
現在はほとんどそういったトラブルはないですが、くれぐれも注意を。不安な方は行き先の発音だけでもしっかりと!
「バス」
現地の人間の間では、道路を走る車の中で最も強いと言われている乗り物です。(笑)
バスの運転手にもよりますが、基本的には運転が荒い人が多い!!
これはタクシーでももちろん同じことですが、バスはとにかく凄いです。
一度乗ればわかります!
時間通りに来ないのはもちろんですが、待ってくれることは100%ありません。
→中国の公共バスに乗ってみよう!~日本との違いに驚くヒマもない~
乗るとすぐに料金を回収する方が座っているのですぐにお金を払います。この時、小銭を持っていないと料金回収のおばちゃんに嫌な顔をされます。
人がいっぱいいてすぐに料金を回収できない場合は乗って待ってると勝手に回収しに来てくれます。後から乗った人でも顔を覚えているみたいで、流石と思わされます。
乗車料金は地下鉄と同じで安いです。
ただし道路の混雑状況に左右されるので、時間通りにつくことはほぼないです。
【3】ライフライン…水回りは日本とかなり違う
生活をするとなると、一番違いにビックリするのが水回りです。
トイレ
まず、トイレは日本の様にスムーズに流れません。
2回連続流そうなんてもってのほかです。
日本に住んでいるとレバーを引けばザーと流れて行きますが、中国の場合早くレバーを引きすぎると流れにくい場合があるので、個人的にはゆっくり引くことをオススメします。
お風呂
バスタブにシャワーが付いているお風呂が多いです。
おそらく日本の様なお風呂の形式は世界で見ても少ないと思います、風呂好きの日本人が一番慣れないのがお風呂ですね…
シャワーカーテンをしてからお風呂を使うことになり、トイレ部分と共用なのでユニットバスがそれに近いです。
また、温度の切り替えがスムーズではない点には注意してください。
少しぬるいなと思って赤い方にレバーをやると、熱湯になります。
逆に熱すぎて少し温度を下げようとしたらいきなり冷水が出てきます。私もこの部分だけは最後までうまく調節できませんでした。(笑)
電圧やプラグのことも書いてます。
【4】買物…中国では値切りが当たり前。
中国は広い国なので、百貨店やスーパー以外にも色々なお店があります。
ちゃんとした店舗を構えているお店は、基本的に定価なのでそのままの値段で買って問題ないですが、道端で開催されているフリーマーケットや市場などでは値切るのが基本です。
これは図々しいことでも何でもありません。相手も別に何も思わないのでガンガン値下げ交渉しましょう!
原価なんてたかが知れていますし、売る側も元々もかなり高額な値を付けているものなのですよ。
ただし見極めは重要です!!最初からかなり安いものを値切ったりするとさすがに怒りますし、明らかに価値がある商品に対して常識外れの値切りをするのも嫌な目で見られるのは当たり前です。
関連記事:中国に用事がある方なら持っていて当然!「銀聯カード」はメリットがありすぎ
【5】病気になったら…対処方法、事前準備
現地で病気になった場合どう動くべきか。
中国の医療業界にも様々な問題がありますので、不安な方はやはり日本人医師がいる病院or外人専門病院が良いでしょう。
日本人意志がいる病院のデメリット
料金がかなり高いので、保険に入っていないと大変な値段になります。
3ヵ月までの滞在でしたらクレジットカードの付帯保険で十分ですが、それ以上中国に住む場合は長期の海外旅行保険に別に加入した方が良いです。
カード付帯の海外旅行保険は、かなり充実した補償内容になっているので持っていない方は行く前に作っておくと便利です。
国内にいる間に海外旅行保険つきのクレジットカードを作る
「アジアの物価は安いから、当然医療費も安い!大丈夫!」とお思いの方は危険。
日本人医師がいる病院に行きたい所ですが、もちろん料金は高くなってしまいます。
そんな時に活躍するのが、クレジットカード付帯保険という訳です。
→「中国で短期生活、旅行する方は必須!家族特約つき保険機能があるクレジットカード」
とにかく中国に行くときは、トラブルが無いとは言い切れないので知識くらいは詰め込んでおいてください
トラブルについて詳しくは別ページにまとめてあります。→【中国のリアル】中国旅行で盗難より恐ろしいトラブル